今回は本の紹介です。
こちら、ランニング向けの本ですが、エンデュランス系の競技にはかなり応用できる
内容のことが書かれています。
栄養学の基本的な内容から始まり、実際にどのような食事を心がければ
ランニングのタイムが速くのかを献立も交えながら説明が書かれていてとてもわかり易いです。
一番おもしろいなと感じたのは、「栄養フルコース型」の食事を毎食欠かさずとることで
自然とバランスの良い食事になるそうです。
以下、原文です。
「栄養フルコース型」の食事とは、
1.主食
2.おかず（肉・魚・卵・大豆食品）
3.野菜
4.果物
5.乳製品
の5つを揃える食事方法です。これを毎食実践することで、難しく考えなくても5大栄養素をまんべんなく摂取でき、
自然にバランスのよい食事になります。
自炊であれ、外食であれ、上記を意識すれば偏った食生活による栄養不足が原因で発生する、
・身体の故障
・疲労回復が遅くなる
ことを防ぐことが出来る結果、効率よくパフォーマンスアップ出来ますよ。
というのが印象的でした。
私自身の考えとして、極端な方法（例えば炭水化物を極端に減らす低糖質ダイエット）で
減量するというのはどうなん？というのはあります。
実践して痩せている方もいますが、炭水化物大好きな私には無理です（笑）
好き嫌いなく美味しいものを食べることは変えずに、
・全体の食事量を減らして総摂取カロリー量を減らす
・運動量を増やして総消費カロリーを増やす
のどちらかを選択したほうがストレスなく健康的に痩せられそうな気はするんですけどね。
（私が1～2キロ減量する時は運動量を増やして減量する傾向にあります）
話が脱線しました。。。
栄養学に関することが一通り書いてあり絵や表も交えてわかりやすく書いてありますので、
コレ一冊読んでおけばエンデュランス系スポーツをするにあたって
最低限必要なことは全て理解できると思います。
もちろん自転車でも応用できる内容のものがたくさん書いてありますので
機会を見つけて読んでみるのをおすすめします。
参考文献
村野あずさ（2013）『「走る」ための食べ方』株式会社実務教育出版．
