ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

第11回おかやまエンデューロ 4時間ロード

第11回おかやまエンデューロにげんたつさんと2人で

4時間のチームで参加してきました。

 

結果

総合2位 43周 4:01:09

 

当初の予定では結果にこだわらずに走る予定でしたので、

想定外に良くてびっくりしています。

今回の目的・目標は以下の通りです。

・私の集団走行のリハビリ

・私の下りが絶望的に遅くなったところからの回帰

・2人とも怪我せず無事に帰ってくる

 

ではレポです。

 

当日朝については、以前ほどの参加者はいないと信じてましたので、

ピット場所取り戦争は起きないと想定し、

開門時間である5:30に我が家でピックアップしてもらいました。

 

6:30頃には会場入りし、ピットへ向かうと想定通り場所があいてます。

すんなりと場所を確保することができました。

あまりにスムーズでしたので、少し寂しい気もありますが。

 

8:00になりましたので、試走開始です。

久しぶりにお会いした原付さんとサイクリングペースで話しながら回ります。

とにかく久しぶりだったので、コース確認、

というより自身のコーナリングがどれだけちゃんと曲がれるかの

確認の意味合いが強かったです。

その結果、試走でさえ原付さんらと同じような速度、同じラインでは

曲がれないのを確認。

ここで無理せず自分のできる範囲で下ることを決意しました。

アップの最終周、S字コーナーの右コーナーで私が

原付さんとの車間開きながら曲がってると、

そこに私のラインに被せながらスッと原付さんと私の間に入ってくる

全く知らない方が。前輪刈り取られそうになって焦りました。

これがホビーレースの洗礼か。。。

レースだといたるところで抜かれたり間に入られるのは想定してるので

大丈夫なんですが、試走で油断してたのもあって

かなりビビりました。

油断、ダメゼッタイ()

 

車の中および前日のミーティングで話した結果、

私のレース感覚のリハビリ目的でまずは2時間、

その後げんたつさんが2時間のプランでという形に。

ただし、1時間と1時間半からはピットで私の状況確認をしてもらうようには

伝えておきました。

試走終了後は走れる準備を整えて整列へ。

このあたりリサーチ不足で検車やチップチェックがあるか

勝手が分からなかったので手間取ってしまい、

整列した中でも真ん中ぐらいになってしましました。

幸い、スタート地点までの移動がありましたので、

その間に最前列までスルスルっと前へ上がります。

何故か皆さん私が上がれるだけのスペースを作ってたので助かりました。

 

安原JBCF理事長(マトリックス内での肩書を知らないのでこちらで)の

有難い訓示「レースで速い奴が偉いんやない、無事家に帰ったやつが偉いんや」

(私はそう捉えた)

という素晴らしいお言葉に心打たれつつ、スタート。

ローリングスタートなので、バックストレートでリアルスタートするまでは

ゆっくり隊列を整えながら進んでいきます。

先ほど前輪を刈り取られかけたS字の右コーナー手前で後ろから

「ブレーキー」

という注意喚起の声が聞こえてきます。なんと懐かしい。

ホビーレース現場へ戻ってきたんだなと感慨深い気持ちになるのもつかの間、

リアルスタートしたであろう6時間の集団の光景が目の前に

飛び込んできます。

マトリックスを先頭にながーい一列棒状だったんですけど?

嫌な予感がプンプンしてきます。

そしてバックストレートでリアルスタート。

私はイン側でスタートしたのですが、前に一人入れてコーナーに入ります。

するとその方がブレーキかけながら安全に下ったこともあり

(100%私が先頭でも同じことしてました)、

コーナーを抜けるとかなりポジションを下げてました。

前を見ると、案の定マトリックスを先頭に一列棒状となっています。

ここで確信します、中切れが起きて巻き込まれると。(ターニングポイント1)

 

そこからはひたすらに空気のように存在感を消して走っていると、

案の定3周目のホームストレート後半で大規模中切れが発生w

巻き込まれるべくして巻き込まれた形となります。

結果的にはその集団にもある程度脚のある方も

残っていたようで、そこそこのペースで走ることはできてました。

チームメイトのハラーラ君、エキップティランのしょうゆ君等々が

知り合いの方々が頑張ってくれてました。

 

私に関してはまだ序盤なのであまり脚を使いたくなかったのと、

そもそも周りと同じペースで下る技術がないので、

ホームストレートやバックストレートの緩んだタイミングで番手を上げ、

下り区間で番手を下げるという走りに徹して先頭を引くことはありませんでした。

ただし、曲がってるときに膨らんだりしてラインを変えず、

できるだけ落車に繋がる危険な動きはしないようにだけは心がけてました。

 

とはいっても集団で引いているメンバーには加わらなかったですし、

先頭集団に残れているわけではないので、

すこーし挙動が危ない人がいる位置での走行を余儀なくされているのは事実です。

その結果、二回ほどは私の前輪刈り取ってくるムーブされるシーンがあったので、

試走に続きまたしても前輪刈り取られるところでした。

どっちも口頭でにこやかに注意しときました(ニッコリ)

どっちも嫌な予感はしてたので、

安全マージンとって走ってたのが幸いしました。

 

50分程度走ったところで両ふくらはぎに違和感を感じ、

もう少し走ったところで攣りかけてまずかったのでこれ以上は無理せず集団から離脱。

ホームストレートまで戻ってげんたつさんに声かけし、次の周で交代しました。

事前に1時間前後でチェックしてもらうように言ってて正解でした。

この時点では5位でした。まぁ想定の範囲内です。

 

その後げんたつさんはタイミングよく来たアタック100のメイン集団に

のっかり、ゴールスプリント前まで危なげなくパックで走ってました。

気が付けば4Hチームの1位になってバトンタッチ。え、聞いてないんですけどw

 

今度はとりあえず30分、可能なら1時間と伝えて出発。

2周走っている間にパックとなってくれたアタック180の方が、

少しだけでも前を引いてくださったのは助かりました。

 

3周目、後ろから単独で抜いていく方を確認。

ゼッケン見ると3位チームの方だったので、

慌ててチェックに入ります。

この時パックの方にお声がけできなかったのは申し訳なく思っています。

その後、バックストレートでローテの依頼が。

もちろん協力します。そして私が下りコーナー苦手としていることも併せて伝えます。

すると「わかりました、後ろ同じラインでついてきてください」と。

紳士や。。。

後ろ走ってても安心感あるし、コミュニケーションもしっかりしてて

とにかく走りやすかったです。

そしてその後S字コーナー前のピーク手前であっさり千切られました。(オイ)

で、後でリザルト見直してたら元JPT戦士で、

エリートツアーでも総合優勝している今井さんでした。

hbla-japan.com

 

更に、千切られた周回でバイクモトから「後ろ25秒」と声をかけられ、

安心したのもつかの間、4周目にげんたつさんとホームストレートで「あと2周」

とやりとりしてる間に2位のチームが私を追い抜き様にアタック。

強烈すぎて今の脚だと追いつけるペースでもないし、

自分のテンポで刻みます。

5周目に次交代とつたえ、ホームストレートを登ったところで

アタック180の集団と合流。

これはチャンスと思い、乗っかり行けるところまでいこうと

翻意。メンバーの邪魔をしないよう最後尾へつきます。

げんたつさんにホームストレートであと1周だけ追加。

と伝えてもう一周行くことにします。

がしかしそんな甘いものではなく、S字のピークで千切れるという大失態。

失意の中ピットへ入りました。

 

その時点で1位と1分差まで開いてしまった上、げんたつさんをアタック180の

集団に乗っけられなかったのは痛恨の極みでした(ターニングポイント2)。

 

後はげんたつさんの粘りの甲斐なくじりじりと差を広げられ、

1周遅れとなったところでゲームセット。

3位チームとはほぼ1周差以上ありましたので、

2位で4時間のゴールを迎えることとなりました。

 

だいたい私のせいで順位を落とし、

げんたつさんに助けられての2位表彰台という結果でした。

photo by T.Yusuke

 

以下、反省点や感じたことです。

・写真でもはっきりわかる程度には、下りコーナーの外脚荷重と前後荷重の感覚が戻ってきた。

・フィジカルマネジメントがヘタクソになっている

 具体的には限界付近での自分の脚の状態の判断ミス。

 この辺りは時間を延ばして脚が終わった状態を作ったうえで追い込む

 ような練習しないと感覚が戻ってこない気もする。

・集団内では好き勝手に上がったりすることはできた

・ちゃんと合図や必要な声かけをしながら走ってくれる方とは走りやすい

・ターニングポイント1と2で判断ミスをしなければもう少し差は少なかったのでなないか?(これはタラレバなので意味のないことです)

 

参考までに曲がってる最中の写真比較です。

とってもわかりやすくて参考になります。

・レース始まった時の私

・感覚が戻ってきた時の私

photo by T.Yusuke

 

当初の目標については、前進したと感じられているので良しとします。

前輪刈り取られることもなく、怪我しなかったですしね!

 

追伸

賞金あると分かってたならもう少し目の色変わってたと思うんですよねぇ。。。