ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

練習後のリカバリー食。

最近練習後に何を食べたらいいのか?
ふと気になりました。

昔から(少なくとも僕が高校生の頃だから14,5年くらい前かな)
筋トレ後にはプロテインを飲め!!!
と聞いていましたが、なんでかがよく理解できなかったのです。

なので調べてみました。

筋肉は動かすことで疲労が溜まり、
回復する際に元通り以上に戻ろうとする習性があります。
筋肉を生成しているのはタンパク質です。
疲労が溜まっているときにタンパク質を取ると
効率的に回復して以前よりパフォーマンスが上昇する。

ということだそうです。なるほど。

そして、タンパク質を摂取するタイミングも重要で、
運動直後に摂取することで筋タンパク質の合成を
増大することが出来ます。
ですが、運動終了3時間後にタンパク質を摂取しても
筋タンパク質の合成は大して高まりはしなかったそうです。

ここまではタンパク質に限ったお話です。
ここからは糖質のお話です。

運動した際には筋肉内に溜められていたグリコーゲンを使用して
運動を行います。
ですので高強度で走り続けた場合、脚が売り切れになる感覚を
皆さん一度は味わったことがあると思います。
あれは筋グリコーゲンの貯蓄が空っぽになった状態を指しています。

なので回復するために糖質(グリコーゲン)も摂取してやる必要があります。
糖質を摂取する際、タンパク質も同時に摂取することで
糖質単独で摂取するよりも筋グリコーゲンの合成をより高める
ことが分かってきました。筋タンパク質の合成も出来て一石二鳥ですよね。

糖質を摂取してインスリン分泌を高めることで、タンパク質の合成にも良い影響があります。
1.運動によりタンパク質の合成
2.インスリン分泌によるタンパク質の合成
2つの効果が合わさって相乗効果が生まれるそうです。

更に、運動直後には筋肉内に老廃物がいっぱい溜まっています。
老廃物を除去するには血流量を増やしてやることが効果的です。
アロマオイル使ってマッサージするのもそのために一つの手ですよね。
インスリンでも似たような効果を発揮することが出来ます。
インスリン一酸化炭素を介して血流量が増すことが判明しています。
なので一酸化炭素合成の前駆体であるアルギニン(アミノ酸の一つ)と
糖質を摂取することで効率よく血流を増大させることが出来ると思われます。
インスリン分泌を増やすのはGI値の高い食品が適しています。
GI値が高い食品とは、血糖値の上昇が高い食品ということを指しています。
一般的にはGI値が高い食品(例)は、
はちみつ
精白米
もち
じゃがいも
等です。

更に、クエン酸を摂取することでグリコーゲンの合成をより高められる
可能性があることが考えられているそうです。コレはまだ可能性のレベルの話だそうです。

とりあえず今回練習後のリカバリー食を考えていく上で読んだ本から考えた結論です。
暫く練習後には
プロテイン+はちみつ+クエン酸
を混ぜて飲んでみて、身体にどう影響するか試してみようと思います。
糖尿病にならないよう気をつけながらですがw
(信じるか信じないかはアナタ次第です)

参考文献
藤井久雄(2011)『スポーツの栄養学-トレーニング効果を高める食事-』 株式会社アイ・ケイ コーポレーション.