ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

第6回 晴れの国おかやま7時間エンデューロ 2時間ソロ

タイトルの通り、岡国エンデューロの2ソロにSAUCE DEVELOPMENTとして参加してきました。
まずは結果からです。

3位/出走129人 2:04:03 198W(xPower 218W)

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2年ぶりの表彰台でしたので、優勝は出来なかったですが素直にうれしかったです。
ではレポを。

レース前日、予報では昼から晴れて気温が高くなりそうでしたので、脚攣り対策として
夜に電解質パウダーを1本水に溶かして飲んでました。
これが不味いこと不味いこと(笑)
日をまたぎ10時間かけてようやく飲み干しました。ついでに就寝前2-runも。

朝はまんた氏と一緒に会場入りしました。
着くと豪雨で雨が止むのか心配になりましたが、7時間のスタートまでには止みました。
幸い2時間の開始1時間前にはドライコンディションとなってました。

試走は豪雨でしたので諦めて車の中でスタートも観ずにずっとくつろいでました。
すると、実業団の白浜は悪天候のため全レースキャンセルの一報が。
白浜行かなくて良かったです。そしてチームの白浜組の分まで頑張ることを決意。

今回は実業団E3のレースより大分時間が長いので体力消耗したくなかったですし、
ほぼノーアップでバイクを招集場所へ先頭に並べました。スタートで先頭を取ることを優先しました。
少なくともアップが終わるまでに千切れることはないですし。
これがスタート45分前です。
待ち時間が長かったですが、スタートまではショウヘイさんと話をしてましたので
時間が経つのは早かったです。

レースはリアルスタートと同時に先頭走ってたショウヘイさんが
外国人バリの切れのいいアタック。2番手でしたが最初の1周は
試走がてら走るつもりでしたのでスルー(笑)
バックストレートに入ると7時間チームのM井さんと合流して、「助けて―」
といわれましたのでバックストレートを52km/h程度で引き、M井さんに交代。
M井さん、私、ショウヘイさんの順で奥のヘアピンに入ります。
が、慣れてない上明らかに自分比でオーバースピード(;・∀・)
ギリギリ曲がれましたが危うくコースアウトしてこの日最速69km/hで空へテイクオフするところでした。
白浜参加者が白浜空港跡地でテイクオフしなかった分を危うく引き受けてしまうかと。
当然後ろにいたショウヘイさんから「下手クソ過ぎじゃろ!」とヤジが(´Д`)
以降僕の後ろでヘアピンに入らないようにしてたそうです(賢明な判断です)

前半30分は7時間チームの紳士な俺の茶話会チームが混ざっていて、
7時間の先頭を走っていたチームに追いつきたい
思惑と2時間の集団が同調して強風にも関わらずかなりのハイペース。
このペースだと最後まで持たないのは明らかでしたのでローテも程々にしておきました。

30分経過後は2時間のペースが上がらなかったためか紳士な俺の茶話会チームが
先を行きやっと集団が少し落ち着きました。

今回風が強く、ホームストレートが向かい風になる形でした。
(一番向かい風が強かったのはバックストレート奥ヘアピンクリア後の直線)
ホームストレートはナナメ左前からの向かい風でしたので、
ホームストレートの一番右端ギリギリで後ろの選手が風下につけない位置で前を牽き、
後ろについてる人たちの脚を積極的に削っていくのを心がけました。
また前を牽くのは登りや平坦区間(横風の吹いている)限定。そして微妙にペースアップ。
展開的に逃げ切りはなさそうでしたのでスプリント力のある選手を
どうにかして絞り込む方向で脚を使いました。

また、補給で失敗しないように、50分位で2-runとジェルを一つ、1時間でアスリチューン赤を。
ボトルは2時間で2本きっちり使い切りました。

しかし、1時間辺りから脚に異変が。
裏腿がピクピクしてきました。ここから踏む筋肉を無理やり変えながらごまかしてやり過ごしていました。
この辺りでショウヘイさんとお互い辛くて「もう止めたい」と話してました(;・∀・)
またこの時間帯に以前もご一緒した(去年の広島県ロード未登録で2位の強者)ミッチーさんが
ダブルヘアピン後の下りでオフロード走行。
ビックリしましたが、無事復帰されてました。

迎えた15周目、マトリックスの選手がバックストレート手前の登りでアタック気味に
ペースアップ。この動きでメイン集団の人数が10人前後へ絞られました。
これにより脚が完全に固まる寸前まで攣ってしまい、ギリギリまで追い込まれてしまいます。
以降は暫くツキイチで出来るだけ消耗を無くすように心がけてました。

すると、18周目のバックストレートヘアピン後にマトリックスの選手が動きそうな
不穏な空気を察知して番手を上げます。
やる気スイッチオン。。。のはずが、ここでダブルヘアピンの一つ目をクリアした
ところで急に目の前の選手が何も合図もせず急に速度を緩めて右横へ外れます。
中切れに巻き込まれそうになり思わず声を荒げてしまいました。
声を荒げたのは反省していますが、ラスト20分付近のギリギリで走っている中
水を差すような行為はやめて欲しかったです。

20周目、ホームストレートでマトリックストレインが形成され、鬼引き開始w
この日のホームストレート区間の最速40km/hに達し集団崩壊。
マトリックストレイン直後の番手にいた私は被害を受けませんでしたが、
ここでミッチーさん、ショウヘイさんが離脱。
優勝したN村さんも脚が攣って離脱し、ダブルヘアピン抜けるところで集団が3名で
あることを確認し、N村さんを振り落とすチャンスだったので
「集団3人、回していこー」
と声をかけますが、みんな脚が残っていないようで協調してペースアップできそうにありませんでした。
すると何故か反応したのはマトリックスの選手w
「行くでー!」と声をかけられ登り返しも牽いてくれ、バックストレートも鬼引きしてくれましたが
私の脚が悲鳴を上げついていけませんでした。
少し離れてしまいペースダウンする形となり、
声を上げていこうといった本人が遅れてしまい申し訳なかったです。

また、別のマトリックスの選手には、「リツオさんが喜ぶと思うんで頑張ってください!」
と声をかけられました。とても励みになりました。

最終周(21周目)、ホームストレート後の登りで後ろを振り返ってみると、
いなくなったはずのN村さんともう一人の方が集団復帰しており、焦る。

このままだと優勝の目が無くなるのは必至でしたので、
どこかで攻撃しないとダメだと思ってました。
すると先頭でバックストレート奥のヘアピンクリアした時に
自然と後ろとの差が出来ましたので
死ぬ気でアタック。。。をするもキレもなく不発に決まり、牽制状態となったのを見計らって
モジュマの招待選手が異次元の加速でかっとんでいきましたがみんなスルー。
5人パックで最終コーナーへ。
4番手でスプリント開始し、なんとか一人交わして3位フィニッシュでした。
2~4位はそれぞれ半車輪差もない接戦でした。
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photo by 貞さん

出涸らし状態でスプリントでしたのでダンシングもろくにできませんでしたw

レース終了後はまんた氏とプチ打ち上げして久しぶりにうまいビールを飲みました。
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ここからは今回の反省です。
・コースに慣れるまで時間がかかり、ラインを乱してしまい後ろに迷惑をかけてしまった。
・横風区間で風下にスペースがあり、楽な位置に付きやすく大分休めた。
・脚が攣りかけてから踏み方を変えることで対処できた。
・脚が死にかけにも関わらずラスト2周の平均出力が全周回の2,3番目に高い出力で走れた。
 (ベストは1周目の242W、次が最終周の232W、20周目が228W)
・補給をミスらずしっかりとれた。
・脚が攣ってしまったのは練習量不足。(直前のLTS(直近42日間の平均TSS)が37まで下降。去年は40を切ることはほぼ無かった)
こんなところでしょうか。
昔よりはましですが、未だにスキルが不足しているなーと思う今日この頃です。