ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

ロードバイクスキルアップトレーニング 【実走編】

※この内容はHamster Spinのオンライントレーニングに約10カ月課金したユーザーの主観的な内容を多分に含んでいます。ステマではないですがその辺ご理解ください(笑)

 

今年の2月に岡山で行われたロードバイクスキルアップトレーニングの続編です。

Hamster Spin代表の福田昌弘さんと関西医科大学の北脇教授(以下、北脇さん)を講師にお迎えしたセミナーに再び参加してきました。(主催はk-taniさんとBICYCLE PRO SHOP なかやまさん)

 

今回はタイトルの通り、実走含んだ丸一日のセミナーとなりました。

スケジュールはこんな感じでした。

1.Pioneerさんによるパワーメーターについての概要説明

2.福田さんによる自転車の曲がり方の説明

3.準備運動

4.重心移動・スラローム

昼食

5.リピートヒルクライム(動画撮影)

6.Pioneerさんによるペダリングモニター活用セミナー

7.数名の撮影動画を確認しつつ福田さん・北脇さんによる講評

移動

8.懇親会

 

といった形でした。

 

朝会場入りすると、既に福田さんは到着されていて何かのドリルを他の参加者の方に説明されてました。開始前から大人気です。

そのドリルの説明が終わった後、福田さんにご挨拶。

膝が痛くてトレーニングが満足にできてなかった話題を最近オンライントレーニングでしてましたので、症状を聞かれたあとドリルを一つ教えていただきました。

予想通り全くうまく動きません。いつものことです。

 

時間が来ましたのでセミナースタートです。

講師陣の挨拶のあと、セミナーの順番通り進んでいきます。

1.Pioneerさんによるパワーメーターについての説明です。

パワーメーター初心者向けの説明でした。以上!

 

2.福田さんによる自転車の曲がり方の説明です。曲がるためにはどうすればいいのか、何を大切にすればいいのかを教えていただきました。

 

3.準備運動です。福田さんの著書にあるドリルを3つほど実施しました。前回の感想では、ドリルが正しくできているか全くわからないとブログにも書きましたが、今回やったドリルは自分でも再現できてる(過去にできてた)ドリルでした。なので他の参加者の動きを見て指摘ができるくらいには成長してました。

準備運動と書きましたが、ここが福田さんのセミナーの中で一番大切な部分だと感じています。

 

4.重心移動とスラロームです。最初はペダルに荷重をかける練習を、次に前後の重心移動を、最後にバイクを左右に倒して直進することを練習。ポイントは、バイクの真ん中に乗る、ペダルに荷重をかけるということでした。

その後はスラロームです。ポイントを説明してもらいながらやってみて、説明とずれている部分を修正していきます。簡単に意識できる部分はすぐに治るのですが、自分のイメージしている体の使い方と実際の動きがズレているケースもありましたのでこちらは要練習です。

 

終了後、会場での昼食に移ります。

たまたま福田さんと席が近くなりましたので、色々とお話を聞きだしていました。

印象的だったのは、ドリルが正しくできていない人が自転車の上で出来ているケースはあるのかという問いにはきっぱりと「ないですね。」とのことです。

自転車の操作がとても上手なBMXの選手でも、ドリルが正しくできない場合は何らかの代償動作を行ってとても滑らかに自転車を操っているとのことでした。

あとは福田さんのスーパー時短トレーニングの方法だったり。聞いただけで今の体のレベルじゃできないのは分かりました(笑)

昼食後、少し時間があったのでその場にいたメンバーは福田さんから何個かドリルを紹介してもらいました。ちょっとの空き時間でも有効活用してくださるので助かります。

 

昼からは5.のリピートヒルクライムです。

リピートヒルクライムを行うポイントに移動して要旨の説明後、軽く練習をした後で動画撮影に入ります。

1人2本×参加者30人分という形でした。

 希望者には北脇さんのモルモッt...もとい、研究テーマの素材集めをするためのセンサーをつけていただき計測をすることも可能とのことです。私は2本目にセンサーを付けて走りました。

動画撮影されてることは一旦忘れ、意識すべき体の使い方を意識して乗り(出来ているとは言ってない)撮影終了。

会場へ戻り、着替えを済ませたあと6.ペダリングモニターの活用セミナーを。ここではシクロスフィアの説明をしてくださいました。

便利機能として、ログの抽出機能があることは今回初めて知りました。検索条件を入れると条件に一致する過去のログを表示してくれます。これは便利そうです。

担当者さんのおすすめは、走行記録の名称をデフォルト設定の日付から変更してマイルールに則ったタイトルに変更することだそうです。

そうしておくことで過去の走行ログを見つけやすくなるらしいです。

ま、STRAVAと同期とってログアップロードする設定にしていれば、区間セグメントから検索できるんですけどもw手間を省くという意味では名前を決めていたほうが早いと思います。

というわけでシクロスフィアを最初から使う人はマイルール決めてタイトルの編集を毎回しておくことをお勧めします。私は走行ログが多すぎて名前を変更する気力が失せたので断念しました。

 

7.数名の撮影動画の確認しつつ福田さん・北脇さんによる講評

参加者何人かの動画を確認しながら福田さん・北脇さんによる講評を行っていただきました。

結論から言うと、大体の人は「お腹が入ってない」になりました。私も講評してもらいましたが、一緒でしたw他にも問題はあるんですけども。

例外的にD241さんはしっかりと体幹部がプランク状態で乗れていました。流石です。普段のライドから全くブレないのは、体幹を安定して使える体ができているからという結論に私の中でなりました。

 

ここで一旦セミナーは終了後、8.懇親会へ。

ここではセミナーに参加してなかった原付さんも参加し、飲み食いしながらここでも福田さんに参加者の皆さんが代わる代わる質問して回答をいただいていました。

私はお楽しみアイテムとしてプッシュアップバーを持って行ってた(え?)のですが、大体の人はプッシュアップに至る前のプランクができずに終わる中、原付さんは普通にプランクをこなし、膝立ちでのプッシュアップもこなし、足をのばしたプッシュアップまでやりかけてました。しかもやり方の感覚まで大体当たってます。これには私驚きました。流石E1でも前のほうで走ってるだけあります。

なんとなくですが、フィジカルが強い系自転車乗りで自転車の上で安定して乗っている人達って何かしらの形であるべき姿の体の使い方を習得して使えるのかなと思ったりしました。

 

今回セミナーに参加して思ったのは、

・もっともらしい形のトレーニングを継続していることの重要性

です。多分前回の講習受けた後にオンライントレーニング申し込んだ方は私だけ(かなり経った後でk-taniさんは受講している)っぽいんですが、前回と比較して明らかに何ができてて何ができていないかを理解できる幅が広がっています。

実際、ドリルができるようになってくると自転車上での体の使い方も変わってきます。過去の動画を見返していると、

・オンライントレーニング受ける前→体幹部の力が入ってなくて膝主導のペダリング

・オンライントレーニング受けてスクワットがかなりできていた時→体幹部の力が少し入って少し股関節主導のペダリングに改善された

・ぎっくり腰になったのちひざ痛再発してスクワットができなくなった現在→脇の力が入ってきて(脇はプッシュアップが少しできるようになったから)膝主導のペダリング

って感じです。

昼食のところでも少し触れましたが、安定した地面の上で出来ないことが不安定な自転車の上で出来ることはないと思います。

できないことを正しい形を模索しながら続けていくうちに様々な発見をしながらできなかったことをできるようになるのは面白いです。

さらに、セミナーだけではドリルのやり方のインプットはできても、ドリルの正解の形でアウトプットを継続し続けるのは困難です。前回のセミナー以降もドリルを続けた方もいるのかもしれませんが、あるべき形で出来ていた人は極少数のように感じました。

オンライントレーニングではあるべき形を知っている福田さんに最短ルートでかつできるまで継続して教えてくれます。できていたことが怪我で出来なくなっても何回でも教えてくれます。また、本人の体の状態に合わせて著書に載っていないドリルを勧めてくださったりもします。

出来てない大多数の方は確実に何かが変わりますので、まずはペダリング無料診断

www.facebook.com

を受けてみてはいかがでしょうか?(ステマではありませんw)

 

なんかセミナーの感想半分、オンライントレーニングの感想半分みたいなレポートになっちゃいましたが、福田さんの講習を受けていて感じたことを書き記してみました。

 

追記

セミナー後にハムスピボールもいただきました。

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(じっちゃんの形見を綺麗に半分に割ったということは断じてないと思います())

また一つドリルが追加され、自転車競技復帰までの道のりが近づいたのは間違いありません。

 

セミナーを開いくために尽力してくださったk-taniさん一家、
当日のサポートをしてくださったBPSなかやまスタッフの皆様、
今回も本当にありがとうございました。