カンパニョーロのシャマルです（2WAYではありません）。
なんならワイドリム(c17)化する前のモデルです。
大体2000km程度は乗ったと思われるのでインプレを書こうと思います。
大体似たり寄ったりのインプレが出回っているので備忘録的なものですがｗ
筆者の体重はおおよそ63kg、FTPは大体4倍くらいを下限に行ったり来たりしています。
タイヤはHutchinsonのFusion5 Performance(23cクリンチャー)で、空気圧は大体7.0気圧を目安に乗っています。
今回購入したのはドグマの再塗装した際にピオニエーレで新品同様の
状態で売りに出ていたからです。
2WAYだとチューブレスが使えて便利なんですが、チューブレスはめるのが
超絶めんどくさい上にビートが上がりにくいという記事を見たので
ご遠慮願いました。
最初に乗った感想としては、超絶硬いという印象です。
反発力が強すぎてめっちゃしんどいです。
当然振動吸収性もうちにあるホイール（ニュートロン、コスカボSLR、クリスキングALPHA340手組）
と比較するのが申し訳無いレベルで悪いです。
ハブはカンパなのでよく転がってくれます。
平坦はニュートロンや手組よりはG3組でリムハイトが高いのが効いてて
よく進んでくれますが、コスカボには当然及びません。
立ち上がりに踏んだ時はリムが適度な重量なのか、重さを感じることは
ありません。かといって軽すぎて力が逃げる感じもありません。
登りは硬い分進んでくれてる気がします。
かといってタイムが上がったのか？と聞かれると怪しいところはあります。
普段使いで使っているので割と問題な点があるのですが、
いつも2時間半くらいでパタッと踏めなくなります。
フレームも硬いので身体へのダメージもでかいようです。
なお、硬いホイールを使ったときによく使われる表現で
「ギア一枚は軽く感じる」
という表現を聞きますが、一切体感することはありませんでした。
もしその人がそう感じたのであれば、
ホイール変えてテンションが上っていて風速3m程度の追い風が吹いていたことに
気が付かなかったんだと思います。
もしくは元々が全然回らないハブや転がり抵抗の大きいタイヤを使っていたか。
エントリーグレードからの買い替えを検討される方に対しては
とても有効な文章かと思います。
ですが、転がり抵抗の大きいエントリーグレードのタイヤがついたホイールからの変更であるなら、
まずはタイヤ（とチューブ）を変えてみた方が良いと思います。
...脱線しました。
■まとめ
フレームの相性と私の身体の使い方も関係あるのかもしれませんが、
用途に困るホイールでした。世間に出てる柔らかいと言われるフレームには
相性がいいと思います。
・硬い
・乗り心地が良くない
・平坦だとコスカボに劣る
・登りでタイムの違いが感じられない（定点観測してる登りが無いのが問題かもしれません）
・後半脚が残らない
・レースで使うなら総合的にクリキン手組の方が良い。
