ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

第35回シマノ鈴鹿ロード エリート

シマノ鈴鹿に行ってきました。
記憶が正しければ2013年以来5年ぶりです。
前回は土砂降りにつきレース出ませんでしたが今年は心地よい快晴でした。

イメージ 1
photo by Mitsuiさん

レースのリザルトからです。
エリートB1組 58:59 58位 0W(スタート時に電池切れ)

ではレポを。
朝は5時頃出発し、9時に会場へ到着。
行きは渋滞もなく快適でした。

9時に到着してから2時間ほどはまったり過ごし、
準備に取り掛かります。
10:30頃チームのメンバーと合流。
今回は同じレースに5人出走でした。
リツオさん、ハタさん、アワイーニさん、サンフジさん、私。
ここまで多くのメンバーと一緒に走るのは初めてです。

今回からITさん御用達(知らんけど)の両面テープでゼッケンを止め、
その上から安全ピンをつけました。
やってみて思ったのはまるでゼッケンを付けてないかのような感じです。
レース中バタつきが全くありませんでした。
もっと早くから導入していれば良かったです。

アップではチームメンバーと一緒にホームストレート横の上り坂を利用して
L4程度の負荷でダンシングで行いました。
前日前々日でTSS300位稼いでて疲労がもっと溜まってるかと思いましたが、
意外と脚も心肺も疲れている感じはなかったです。

今回の私のミッションは、逃げに乗って逃げ切りを狙うことでした。
前日の話では後半に逃げてください!
というお話だったんですが、当日リツオさんが情報収集した結果
トヨカツさん(ワコーズの洗車指導してくれるイケメン)&
タブチさん(爽やかなコーダーブルーム乗ったイケメン)のイナーメJPTコンビが
最初のスプリントポイントから逃げて賞金ガッポガッポしようぜ作戦ということが判明。
なのでそれに乗っかって前引かず(引けないだろうから)にポイントは
全部二人にあげて逃げ切り狙ってください!
とのことでした。絶対前を引かないつもりで招集場所へ向かいます。

招集場所へ向かうとリラックマジャージ着たイケメンがいます。
誰だろうとよく見るとトヨカツさんでした。
そして絶対ポイントは譲るのでダタ乗りさせてくださいと懇願。
リラックマジャージに馴染む爽やかな笑顔とともに了承していただきました。

招集場所からスタート地点へ移動し、スタート2分前になったところでフロントを
インナーに入れてたことに気が付きます。
アウターにしておかなきゃと思ってアウターに入れてもなかなか上がりません。
そして一旦インナーに落としてクランクを回したところで
「カチョーン」
という音がスタート前の静寂の中響き渡ります。
オーマイ...
急いでチェーンを手で持ち無理やり直します。
直した後インナーからアウターにアゲると、今度はきちんとアウターに入って間一髪間に合いました。
この時スタート30秒前。
チェーン触ったんで手は真っ黒になったかなぁと思って手をみても
全然汚れてません。
以前ベックオンフェスタの時にトヨカツさんの洗車講座見て
学んだ方法で前日に洗車してたおかげでチェーンがピカピカになってたからです。
既にリラックマジャージおじさん(トヨカツさん)には頭が上がらない状態です。

そしてリアルスタート。
久しぶり過ぎてコース全く覚えてなかったので、
1周目はできるだけ10~20番手前後をキープしてました。
今思えばこの辺りの位置が一番走りやすかったです。

2周目はできるだけリツオさんの近くへ。
3周目の最初のポイントに向けてリツオさんを目印にポジションをアゲていきます。
リツオさんアシストの元、最終コーナーを8番手前後でクリア。

イメージ 2
photo by Mitsuiさん

そして最初のスプリントを取りに行ったトヨカツさんめがけて追走に入ります。
この時に番手が入れ替わり、タブチさんが後ろについてます。

イメージ 3
photo by nやまスタッフ山本さん

あれ、なんか予定と違うような。。。
このままだとブリッジしただけで終わりそうだったので合図を出すと、
「え、もう?(失笑)」
的な返しが。
ヤバいところに侵入してしまった...
トヨカツさんにくっつくだけくっつけて完全オールアウト。
断末魔の叫びをあげながら壮絶なバックファイヤーを繰り出して集団に戻ります。
神々の遊びに実業団の底辺レーサーが参加するとどうなるかというのを思い知らされました。

イメージ 4
photo by nやまスタッフ国貞さん
※周回遅れではありません。

集団からも千切れるくらい弱っていたにかけてたものの、
集団もまだまだ大きかったおかげで回復する時間もとれて
再び集団へ乗っかることには成功しました。

と思いきやダンロップカーブで落車発生。
一番イン側にいた選手が何の予兆もなくスリップダウン
私の目の前へ滑ってきます。オワタ...
とりあえずフルブレーキしながらどこ踏んだら無事に進めるか
必死に探します。
諦めずに頑張って粘っているとモーゼが海を割ったかのごとく
滑っていく人と自転車の間に道が開けて無事回避。
そして必死に追走している人にタダ乗りさせてもらい集団へは
脚を使わず復帰できました。その節はありがとうございました。

それ以降はリツオさんより指示があり、ハタさんのスプリント狙いへ移行します。
というわけで集団に潜んでサイクリングしてたんですが、
後半の下り区間で横風が強く(個人比)前輪が軽く持っていかれます。
以降、後半の下り区間で恐怖心が出てきてろくに曲がれません。
前輪だけでもローハイトのホイールを持ってこなかったことに
とても後悔した瞬間でした。

最終周に入る辺りからメンバーのいる位置まで上がっていきます。
しかし後半何も出来ないし集団の危険要素になりそうだったんで
ダンロップカーブぬけた辺りで集団から離脱してゴール。
最後は何もできません(いや最初から全てか)でした。

レース後、トヨカツさんとタブチさんにスライディング土下座を決めて
許しを請うと、2人とも笑顔で許してくださいました。
私の中で2人がイナーメJPTの爽やかイケメン代表となった瞬間でした。

その後、シマノロードレースクラシックを観戦してから
チャリで来た」らしい元イナーメJPTイナウエさんと一緒に帰りました。
渋滞に二度巻き込まれ、散々な目に遭いながら帰宅。
晩ごはんを食べ始めるとイナウエさん独演会も始まり、家に着いたのは深夜0時超えてました。

今回の反省と気づきです。
・コスカボを使う場合、前輪ローハイトも持っていく必要がある。
・レース中割とチームのメンバーで意思疎通とれてたと感じる。
 でも最終周の大事な場面で微妙に意識の齟齬があった。
・JPT戦士とのレベル差は想像以上の差がある。
・トレイン組むのは難しい。
・同じジャージが目に入ると心強い。
・レース中、誰かを目印にしてその近くを走り続ける意識が今まで足りなかったように感じた。
・相変わらず集団内で無駄足を使わず走るスキルは初心者に毛が生えたレベル。

今回初めてチームで走る体験をしましたが、
いつものレースと違ってみんなで試行錯誤しながら走ることが出来て非常に楽しかったです。
出ようと声がけしてくださったリツオさん及び参加メンバーに感謝してます。
ガヤしてくださった皆様も。
お世話になり大変ありがとうございました。