ゆるぽたデベロッパー(仮)

新タイトル検討中w

第2回灘崎クリテリウムその2

その1を読んでない方はコチラをお読みくださいm(__)m

続いてB決勝、大方予想通りのメンバーが上位へ進出し、落ち着くと思っていましたが
大きな勘違いでした。

スタート直後、のんきに構えてたら集団の最後尾付近までポジションを落としてしまいます。
そこから徐々に番手を取り戻していくものの、10番手付近をずっとキープすることになります。
原因はローラー偏重のメニューのため、コーナリングの練習が不足していて
元々遅いコーナリングに更に輪をかけて遅くなっていたので自らインターバルをかけてしまい
きつくしてしまったことです。
S字後のヘアピンがかなり荒れた路面である上、コーナー出口から向かい風でしたので
強烈なアンダーステアを出してました。
そのせいで3回ほどコース脇のガードレールに突っ込みそうになりましたΣ(゜Д゜;
きっと後ろの方たちには迷惑かけてたんだろうと思います。
この場をお借りして謝罪させていただきます。

中盤はポアソンくんやコウタマンやほかの中学生たちが積極的に前を牽き、
その後ろ10~15番手付近でインターバル地獄にはまってました。
そのせいでポイント周回には全く絡めず(元々絡む気はなかったですが。)インターバル地獄に
ひたすら耐える展開。しかも中切れが半端なく、2周に1回くらいの頻度で発生しそれを無理やり
詰めるというジリ貧の状況。
途中からはインターバルのリズムが掴めてきて詰めるときにほとんど踏まなくても
詰まることがわかってきたので
最初一気に加速して出来るだけ踏まないようにして脚は休むことができました。
ただし呼吸はズーっと苦しかったです。

ラスト3周回くらいからどうにか前に上がって位置取りをどうしようか考えてたんですが、
一度も牽いてない人を入れてくれるほど甘くありません。
集団が緩んだ時を狙って上がろうとしますがことごとく失敗し、気が付けば最終周の
ジャンがなってます。
この時確か9、10番手位にいたと思います。これで完全に今日はレース終わったなーと
思いながらヘアピンクリアしバックストレートへ。
ここまで呼吸が苦しすぎてほぼ上ハンで走ってたんですが、
何かあった時仕掛けられるように念のため下ハン持って立ち上がります。
そうしてると先頭が牽制を始め、スピードが落ちていました。
丁度くえごの左前方に一人分抜けられるスペース発見!!!
一気にフルモガキしてアタック!
牽制を始めた先頭集団を差し置いて単独で抜け出す。この時点であと約半周。
最終コーナーへ入る手前後ろを見ると10m以上離れてる。いけるかも?
コーナーは少し詰められてもいいからペダルヒットしないよう敢えて踏むのを
ワンテンポ遅らせて慎重に立ち上がる。ダンシングでラストスパート!
呼吸は心臓が飛び出そうなほど苦しいがまだ踏める。後ろに追いつかれる気配もない。いっけぇぇ!

残り5mでようやく勝利を確信し、ガッツポーズ。

嬉しい初勝利となりました。
しかも後方の2位争いでポアソンくんが2位。
このブログでも度々登場するエリートさんが作ったチームである
ETT(エリートテストチーム)でワンツーとなり、レース後にハイタッチ(^o^)

正直2か月半前には落車して車いす乗ってた人が優勝できるとは
思ってなかったです。
正直調子も良くてピークの6,7割といったところでしょうか。だからB決勝も最後以外は
先頭走ってた人たちに引きずり回されるだけしか力はありませんでした。
実力的には2,3位の二人には到底及びませんし、別人のように強くなった
コウタマンにも普通に走れば勝てないと思います。
今回のレースでもいっぱい反省点がありました。

だけどタナボタのような形ですが一番でゴールし、
その日一番強かった人が勝つとは限らないのがロードレースというのを
改めて実感させられることとなりました。
まだ完全復帰とはなりませんが、復帰レースとしては最高の形で終われて良かったです。